田舎で楽しむスローライフ

最近ハマりだしたキャンプや自転車など趣味を楽しむ2児のパパのきまぐれ日記です

滋賀県のタレント発掘事業 レイキッズホッケー教室

今回は、滋賀県滋賀県の次世代アスリート発掘育成事業のレイキッズホッケー教室のお手伝いに行ってきました。

レイキッズとは滋賀県内の小学5年生の希望者に運動能力テスト(選考会)を行い、受験者全員の中から約30名を選抜。選抜された子どもたちは、滋賀レイキッズとしてさまざまなトレーニングや競技体験を通じてアスリートに必要な技術・感覚・精神面などを身に付け、自分の適性に合った競技種目を見つけながら、将来、全国大会や国際大会で活躍できるトップアスリートを目指す。という壮大なプロジェクトです。

今回は、ホッケーとはどんなスポーツ?ということで、国際ホッケー協会(FIH)の動画を使って説明させてもらいました。

ホッケー競技は、競技人口も少なく、一部の学校でしか部活動がないために、国体を機に町をあげて普及するというのがこれまでのモデルでした。しかし、世界で戦える選手を育成するためには、やはり元々持って生まれた運動能力の高い子どもたちに、ホッケーを続けてもらうということが、日本ホッケー界の競技力の底上げになります。

どうしても能力の高い子どもたちは、サッカーや野球などのメジャースポーツに惹かれてしまいますよね。

 

ただ、ホッケーにもとてもいい面があるんです。

 

それは、日本を代表する選手を目指すには、他のメジャースポーツよりも距離が近いということです。もちろんそのための努力は必要ですが。今の日本代表の選手でも、サッカーを中学校までやっていて高校からホッケーを始めたという選手が、大学生にはナショナル選手入りをするなんてこともあります。日の丸を背負って、ホッケーの盛んなヨーロッパやオセアニアなどの強豪国と闘うということはとても価値のあることです。

 

日本ではマイナーなスポーツでも、海外ではとても人気が高く、様々な人達と交流することで人間的にも大きな成長がそこには見出すことができます。最近では、オランダのリーグで活躍する女子選手も出てきていますし、これからはもっともっと海外のホッケーに触れるチャンスがたくさん訪れるはずです。

 

今回体験してくれたキッズのみんなも、はじめてスティックを握り、3時間くらいしかボールを扱っていなかったけど、最後には試合ができるまでに成長してくれました。

未来の日本を支える選手が、こうした取り組みから生まれていくことを期待しています。微力ですがその手助けが出来ればと思います。